『あなたが言ってくれた言葉』

ビルトゥーとトロワ

【歌詞】

ねえ あなた
初めて出会ったあの日に言ってくれた言葉
覚えているかしら

私が悩んでいたことを打ち明けたとき
私はもうあなたとは一緒にいられないと思ったわ

だけどあなたは 嫌な顔ひとつせずに
私をまっすぐな瞳で見て こう言ってくれたのよ

誰が何を言おうとも
それであなたがどれほど悩んでいても
僕はあなたのすべてを愛して見せるって
僕を信じてって

私がその言葉で どれほど救われたか
あなた 知らないでしょ?
私 とっても嬉しかったのよ

だから 私も
あなたが言ってくれた優しい言葉を
そのまま返すわね

誰が何を言おうとも
それであなたがどれほど悩んでいても
私はあなたのすべてを愛しているんだから
私を信じてちょうだい

あなたの指がなくても
私はあなたのこと
これっぽっちも 嫌いになったりしないから

だから 泣かないで
これからも私のそばで 笑っていてちょうだい
一緒に幸せになろう


生まれつき左手の指がないビルトゥーは、トロワと付き合うことになっても、ずっと左手を隠していたままでした。あるとき、やっと自分の左手を差し出したビルトゥーは、泣きながら「僕は化け物だから」と言いました。

そのシーンで、トロワがビルトゥーにかけた言葉をもとに、この歌の歌詞を書きました。

トロワ自身にも、人に言いづらい悩みがあり、それを理由にビルトゥーからの告白を断ろうとしました。でも、ビルトゥーはトロワの悩みを真摯に受け止めてくれました。……もう男の人と付き合うつもりはない、そう思っていたトロワでしたが、ビルトゥーと付き合うことを決意しました。

トロワは、そんなことがあったからこそ、ビルトゥーにも自身の持つコンプレックスで人を愛することをあきらめてほしくなかった……ビルトゥーが自分を認めてくれたことが、優しい言葉をかけてくれたことが、本当に嬉しかったから。

付き合って後々分かりますが、ビルトゥーはウソをつくのがものすごく下手……とても素直な性格なので、あのとき言ってくれた言葉に偽りはないのだと、トロワはしっかり信じることができました。

……いつまでも、お幸せにね。

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