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線画ですね。これもブロックタイプの水彩紙のようですので、トレースができないため直接下描き・線画を描いたと思います。ラフの画像はどっかいきました()
これも耐水性・コピックマルチライナーで描いていますね。
花に関しては、塗りでどうにかなるので線画は途中で切り上げています。この絵でも同じ手法を取っています。

ウェット技法で光になる部分を先に塗ったようです。月とランプ、そして花が発光しているイメージです。

塗り進めましたね。後ろの空や山などの部分はグラデーションしつつ塗ったのでしょうけど、おそらく花たちはとにかく……もう、多分「がんばった」としか言いようがありませんね、ひたすらに塗ったと思われます。

なんか完成しましたね(?)
花がおそらくあのままでは光っているように見えないだろうと思ったのか、花の中央部分?だけを残して全体的に青か水色で色を整えた痕跡があります。光っている感じを出すときは、個人的にコントラストやメリハリをつけるのがポイントだと思います。
あとはとにかくキラキラさせましたね。
不自然な点がないようにするポイントのひとつとして、全体の色を整えるということが挙げられます。
アナログではかなり勇気が要りますが、人物が浮きすぎてしまうといけないと思っていたため、青色でかなり濃い目に陰を入れています。
でもこれができたのは、背景をある程度先に塗っていたからだと思います。絵の何を主人公にするかによって塗る順番を変えた方がいいというか、絵の主人公(もしくは情報の優先度が高いもの)に他の物を合わせる必要があります。この絵の主人公は一応人物(ティリちゃん)とはいえ、情報の優先度としては「夜」であることの方が高いです。夜という状況に合わせて人物を塗る必要があったため、先に背景を塗り進めていました。
……と、背景無計画常習犯の私が言うこっちゃないですけどね。背景を、白や単色ならいいですが、何かしらシチュエーションを加えたいときは……デジタルでは加工でどうにかなりますが、アナログはそうもいかないことが多々なので、シチュエーションに合わせて人物を塗る、もしくは先に背景を塗るなどして、不自然に浮いてしまう色がないようにするのがいいと思います。
上記は背景と人物をなじませる技法ですが、逆にこれを利用して、あえて浮かせる・目立たせるなどの手法もアリだと思います。不自然はさておき、そちらの方が対象物に対して目を引き、何を伝えたいかが明白な絵になることは間違いないでしょう。
デザインの話にもなりますけども、目的に応じて手法を変えるのは大事ですね……目立たせたいか、安心させたいか。色のみならず、構図など、絵の中のいろいろな情報によって、見る人の捉え方も変わってくると思います。今後自分が描くときにも、見せたいものは何か考えながら、絵の中の優先順位をつけることを再度意識してみようと思いました。



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