発見したメモについて(2024/01/03)

いつ書いたのか覚えていない。でも、内容からしてそんなに昔でもない、2022年下半期〜2023年上半期あたりだろうと推測している。

メモの内容はこうだ。

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「僕だけが我慢していれば、〈あの人〉が傷つくこともなかったし、父さんだっていろんな苦悩をしなくて良かったんだ。それは、きっとこれからもそうだ……」

「誰も僕のことなんか理解できないんだよ」

「君のこと、どこか期待していたけど、やっぱり僕の心は弱くて、なかなか口を開けなかった」

「今更、ごめんなんて言えない」

「傷つくのが、傷つけるのがこわい」

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こんな言葉だけ書いてあったが、内容は全てフラーゼのものだと容易に推測できた。

この中でひとつだけ違和感があったのだが、それも当時のものだと考えていいだろう……フラーゼの物語はどんどん展開しているから。


「僕だけが我慢していれば、〈あの人〉が傷つくこともなかったし、父さんだっていろんな苦悩をしなくて良かったんだ。それは、きっとこれからもそうだ……」

これは独り言の類だと思われる。

〈あの人〉とは、フェイマのことだろう。フラーゼは、フェイマのことを「母さん」とは呼ばない。フェイマが生きていた頃、どう呼んでいたかはまだ明確ではないが、まあ……名前でも、母さんでもなく……きつく当たっていたこともあるので「あんた」だったかもしれない。

父さんはカウラスだ。カウラスの苦悩とは「どちらの味方でもある」ということだった。

フェイマとフラーゼは母と子の関係ではあるが、どちらかというとフェイマ(母)の方が弱者で、二人の関係が良くないのはフラーゼの一方的な反抗心が要因のひとつだった。

子どもとはいえ、フラーゼの方がいろんな意味で強い。フェイマに対して反抗的だったりして、傷つけてきた数が多いのもフラーゼの方だろう。

とはいえ、カウラスはフラーゼのことをほとんど責めなかった。フラーゼはまだ子どもだということもあるし、フラーゼもフェイマの行動に傷つけられたことがあった……。

フェイマもフラーゼも、カウラスにとって大切な家族だ。別件にはなるが、カウラスは職場では「仕事めっちゃデキるけど、仕事よりも何よりも家族が大事」ということで周知されているほど、家族を大切にしていた。

だから、どちらか片方の味方になるなんてできなかった。優しすぎるんだ……でも、それがかえって、フェイマもフラーゼも傷つけてしまっていた。それにも気づいていたが、どうにもできなかった……結果、フェイマを失ってしまった。

フラーゼが「我慢」するようになったのはその頃あたりからだ。火種をつけたのは自分だから、これ以上誰も傷つけないようにと……。


「誰も僕のことなんか理解できないんだよ」

これは恐らく、カウラスに向けた言葉だ。

フラーゼのこの言葉に、カウラスはこう返した。

「(簡略)そうだね、僕もフラーゼのことを完全に理解することはできないと思うよ。だけど、理解する努力はしたい……だから、気持ちとかいろいろ教えてほしいな。」

フラーゼがどう思ったかはさておき、私はカウラスのこの言葉を気に入っている。理解できないかもしれない、だけど理解しようとする姿勢は持っておきたい、という……メンタルがイケメンだよ(?)。


「君のこと、どこか期待していたけど、やっぱり僕の心は弱くて、なかなか口を開けなかった」

これが今回、私が違和感を抱いたメモだ。どちらか分からないが、恐らくアルトゥムダンクラートにあてた言葉だと思う。

どの時点での言葉かが分からないし、これを書いた時期にはダンクラートの存在がまだかなりボヤケていたので、なんとも言えない……が、「なかなか口を開けなかった」ということは、フラーゼの心の内を打ち明けたということになるだろう……。

アルトゥムに関してはまだ分からないのだが、ダンクラートについては、現時点では「打ち明けない」ことにしている。何かと察し合ってるというか……二人とも言ってない、今のところ。

もしアルトゥムだとしても「期待していた」という言葉に突っかかる。何に期待していたのだろうか……。現時点において、フラーゼとアルトゥムは程よい信頼関係を築けているため、その「信頼」が「自分のことを受け止めてくれるか」ということなのだろうか……。わからん。


「今更、ごめんなんて言えない」

これはカウラスに言ったのだと思う。フェイマが亡くなってから10年以上経ち、大人になっていろんな心境の変化もあった。

フェイマのことを許せるようになったのだろうか。それとも、許せていたけれど、自分の心の整理がつかずに悩み続け、いざ謝りたいときが来ても、もう時が経ちすぎているから……とか?

現段階で、フラーゼはフェイマの墓に一度も訪れていない。カウラスが誘っても断り続けている。

これもそういうときの言葉なんだろうか……カウラスはきっと「今更だなんて、そんなことないよ」と言うだろう。


「傷つくのが、傷つけるのがこわい」

これは独り言の類だね。推測だけど、本来のフラーゼなら「傷つけるのがこわい」を先に持ってくるはずだ。本当に一番こわいのは「(自分が)傷つくこと」なんだ、きっと。

とはいえ、フラーゼはけっこう人を傷つけるタイプというか、かなりストレートにズバズバ正論を叩きつける恐ろしい人だ。その正論に救われている人も少なからずいるのだが、傍観者は恐ろしいイメージしか持てないだろう。そんなこんなで嫌われ者ではあるが、そこは気にしていないようだ……。

だが、自分が傷つくことには敏感なようだ。ただ、正論や自分の思考をしっかり持っているため、簡単には傷つかない。しかし、特定の話題になるとかなり傷つきやすいので「職場ではプライベートの話をしない・訊かれても答えない」を徹底している。

これは少し話がそれるが、プライベートの話をしないが故に、いわゆる「友人」を作らないのもフラーゼ流。友だちになりたいとダンクラートが言うのを断り続けているのもそれが理由だ。


このメモを元に、歌(編曲中)の歌詞とか、絵本(未完成)の内容とかを構想したんだろうなと思う。

まあ、こんなのが見つかったから解説・推測してみたぞというどうでもいい記事でした(完)。

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