とある家族の鬱なイラストまとめ

死ネタがあるので、苦手な方は閲覧注意です……グロくはないです。

これはまあ鬱ではない。
フェイマはひとりで桜の花を見に行こうとしたのだが、疲れて、道も分からなくなってきて、どんどん不安がつのって気分が悪くなってしまった……その場でうずくまって泣いていたところをカウラスくんに発見されました。

参考→『さくらがさくころに』の解説 その2

これは多分街中ですね……人が多いところが苦手なので、フェイマちゃんはカウラスくんの後ろであまり周りが見えないようにしながら、はぐれないようにカウラスくんに腕をしっかりつかんでで歩いています。カウラスくんはフェイマちゃんのことを気にしながら、優しい言葉をかけています。

ちょっと私の語彙力が足りませんけども……
なんだかとても悲しい顔をされていらっしゃいますね……
この絵を描いた時のことを思い出せません……

互いに、嫌い合っているわけではない。でも、どこか関係にヒビの入っている、母と娘。フラーゼに強くあたられるのも当然、自分はちゃんとした「おかあさん」になれていないって、フェイマちゃんは深く落ち込んでいる。上手く言葉にはできないけど、心の中では、フラーゼにいつも「ごめんね、ごめんね」って謝っている。

フェイマは不安になりがち。
不安で泣きそうになっているとき、カウラスくんが「僕がいるから大丈夫だよ」って包み込んでくれる。
それで落ち着くこともあるけど、この絵のときはそうでもないみたい……大きな不安があるようです。

もう……生きることがつらくなっていますねフェイマちゃん……。カウラスくんの優しい言葉も届かない……。カウラスくんのことは信用しているけど、信用しているからこそ、カウラスくんに頼れない悩みがあった。誰にも言えない。不安と苦しさがつのって、暗い部屋にこもっていつもひとりで泣いていました。……カウラスくんは何とかしたいと思っていたけど、フェイマちゃんは何も話してくれなかった……。

「フェイマちゃん、フェイマちゃん!!」
仕事から帰ってきて、フェイマの様子を見ようと部屋を開けたカウラスは、目の前の残酷な光景に青ざめた。

フェイマちゃんは、亡くなってから、大好きだった桜の木の下に埋葬されました。
カウラスくんは、フェイマちゃんが亡くなってから毎年、桜の花が咲く時期には必ずここに来るのですが、何回来てもぐしょぐしょに泣いてしまいます……「また会いに来たよ、ほら、今年もこんなにきれいに桜の花が咲いてるよ」とか、声をかけているのでしょうかね……。

フラーゼは、母が亡くなってからずっと、自分を殺しながら生きている。
「母さんが亡くなったのは自分のせいだ、母さんみたいに誰かを傷つけてしまうくらいなら、いっそ僕が全部偽って我慢すればいいんだ」
そうして、どんどん苦しくなっていく。でも、つらくても泣くくらいしか、できることはこの頃のフラーゼにはなかった。

参考→『僕だけの世界』

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